太閤5:サルがゆく・3 太閤立志伝V 2009年11月08日 下記の物語は、(株)コーエーが発売した「太閤立志伝V」(Windows版)のプレイ記録に基づいて綴られています 保存した画像と覚えている範囲内で綴っているため、内容が飛び飛びになっていることがあります また、史実とは異なる行動を執れるため、主人公の性格も含めて多分にフィクションが含まれています 重臣と親密に 斎藤家攻略の際に功績を重ねた藤吉郎 しかし、それに満足することなく修行を続けていた 藤吉郎 ---より多くの技を身に付けるためには、より広い人脈を持たねばな 戦で存分な働きをするため、足軽隊について前田利家に師事していたが、それだけでは不十分だったそこで、織田家中きっての猛将、柴田勝家から弓術の指導を受けようと考えたのだ が、しかし・・・ 勝家 「今は忙しいのだ。すまんが日を改めてくれ」 藤吉郎 ---あまり忙しいようには見えんが・・・。やはり快く思われておらんのかのう そのような気配を感じ取った藤吉郎は、他の武将宅をいくつか回り、勝家が好みそうなものを調べることにした 贈り物をすることで、少しずつ親密になろうという腹づもりである 数ヶ月を掛け、地道に勝家に武具を贈り続ける藤吉郎 家老の身分にある勝家が相手となれば、相応に価値の高い物でなければ失礼に当たる どこの商家でも扱っているような安物ではいけないのだ これも己を高めるために必要なこと。「少しずつ貯金しておいて良かった」と、品物を物色しながら藤吉郎は思ったものだった 当初は頑なだった勝家の態度も、次第に軟化していった 身分の低い藤吉郎は、当然、俸禄も少ない 決して裕福ではないはずだが、しかし、これだけの武具を贈り続けられるということは・・・ 余暇を利用して相当な貯蓄を行っていたであろうことは、勝家にも想像ができた 勝家 ---長い間掛けて貯めた金を、わしに教えを請うために使っているというのか・・・ 口が達者で、ちょろちょろと動き回る、およそ武士らしくない男だと思っていた しかし、勝家を前にしてにこやかに話し掛けてくるこの男の眼は、まさしく「もののふ」のものであった 勝家とて、これまでに多くの男を見てきたのだ それなりに人を見る目はあるつもりだった ・・・やがて勝家は、藤吉郎の申し入れを承諾した 織田家の重臣、柴田勝家にも認められた藤吉郎 更なる出世を目指し、己を磨くべく修行に打ち込むのだった <つづく> Amazon.co.jp ウィジェット Amazon.co.jp ウィジェット Amazon.co.jp ウィジェット[0回]