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Dのねぐら


ゲーム関連の話題、レビュー・交流など

鬼を討つ、モノノフとなれ

んー・・・
シングルプレイモードも充実していそうなので、一応、オフライン系に分類しておきますが、オンラインも楽しそうです

コーエーテクモの手がける、和風ファンタジー世界が舞台のハンティングアクションゲーム討鬼伝

PS Vita版の体験版が配信されたのでやってみました
PSP版は5月配信予定
発売日は、ともに6月27日予定

以下、スクリーンショットと共に見ていきますが、開発中の体験版なので、製品版では仕様が異なる可能性が大いにあります

キャラクタ


アクション体験版ということで、変更・調整箇所はきわめて少なくなっています
製品版ではもっと多いという情報があります
声は、男女それぞれ20種類ずつありました

武器指南

選べる武器は、太刀、手甲、鎖鎌、弓
太刀は平均的、衝撃波を放てる
手甲は鈍くて高火力、ガード可能
鎖鎌はスピーディで攻撃範囲広め、後方へ飛び退いて回避可能
弓は遠距離、マルチロック可能

とまぁ、ざっとそういう特徴になっています

で、チュートリアルが用意されています
説明どおりにできてもできなくても、勝手に進行します
(何度でも受けられるので、必要なら繰り返せます)



百烈拳・・・

残念ながら「あたたたたたた・・・」ではありません

ちなみに手甲は、構えている状態だと泣けるほど鈍足ですw
ちょっと離れた場所へ移動するだけでもダッシュしないと・・・

ミタマ

古今東西の英雄(らしくないのもいますが)が、ミタマとして登場
ミタマをセットすることで、戦闘スタイルを変化させられます

では、みんな大好き(?)清少納言



体験版で選べるのは、源頼光・土方歳三・清少納言・濃姫の4人
総数は200人以上だとか

タマフリというのは、ミタマ固有のアクション・・・という感じです
タマフリ構え状態から、発動できます



自動的に発動するスキルもあります



大きく見られるのがたいへん嬉しい
ブラウザゲームなどのキャライラストっぽい気がしますが、やっぱり意識してるんでしょうか

ちなみにミタマもしゃべります
装着画面で決定した時や、タマフリ発動時など

清少納言は、おしとやか・・・ではなかったです
どちらかと言うと、ナマイキな方・・・w

NPC同行者

NPCを同行させることができます



彼らはなかなか頼りになります
とにかくやられにくいというか、そんな印象でした

ちなみにこの体験版では、マルチプレイはアドホックモードのみ搭載されています
つまり対面だけ

対 ゴウエンマ

雑魚戦はふつうのアクションゲームなので、鬼との戦いについて触れます

公式サイトでも説明されていますが、鬼は、そのまま攻撃しても倒せません
表層部分を破壊し、生命力をむき出しにした状態で、生命力に直接ダメージを与えないといけないのです



しっぽが破壊、切断されて転がっているところ
しっぽがあった部分は、生命力が露出しています

「なんだ、ただ倒すまで時間掛かるだけじゃん」と思いがちですが、ここが討鬼伝のキモです

鬼は絶大な生命力を誇っていて、隙を見て破壊箇所を再生しようとします



両腕が再生された状態
ゴウエンマは、破壊部位を「より強力な状態」で再生する能力を持っています

困りますな、まったく
せっかく破壊したのに再生してしまうとは・・・
おまけにさらに強化されるおそれもあると

ここで、プレイヤーの分身たるモノノフは、特殊能力「鬼祓い」を使うことになります
破壊された部位を鬼祓いすることで浄化
そうすると、鬼はその部位を再生できなくなります

鬼は鬼で、鬼祓いを妨害したり、先に再生しようとしたり、してきます

破壊部位をめぐる、人と鬼とのせめぎあい・・・

この鬼祓いというシステムこそ、まさしく討鬼伝の世界を象徴するものだと感じました
この辺りをおもしろいと感じられるかどうかが、ゲームを楽しめるかどうかのポイントだと思います

あと、モノノフの能力として、鬼ノ目があります



鬼の生命力が見えるようになります
丸見えですな

中央の、二本のバー
紫は表層、赤は生命力の耐力を示しています
適当に攻撃して表層にダメージを与えるだけでも生命力をむき出しにできます(マガツヒ状態)が、すぐまた通常状態に戻ってしまいます

鬼の秘密は、まだあります



タマハミという状態
ダメージが相当に蓄積すると、こうなって暴れ出します
(元から暴れてるやん、というツッコミはなしで)

なんとも禍々しい姿ですな・・・
正直、太刀や手甲で接近するのは勇気が要りますw



倒れても、仲間が復活してくれます
富嶽の声が「頼れる兄貴」という感じで良かったです

注意点は、復活後の体力が結構少ないので、すぐ鬼から離れるなり何なりしないと、また倒されてしまうおそれが・・・

倒されまくっていると任務失敗になるので、可能な限り生きているようにしましょうw



そんなこんなで、ゴウエンマ討伐に成功
最初は太刀で、苦戦したあげくに死にすぎて失敗
鎖鎌では、どうにか倒せました
弓にしたら、ほとんど倒されることなくふつうに倒せましたw

遠距離から高速タックルかましてきたりするので、ちゃんと避けないと弓でも危険ですが
それでも接近しないといけない武器に比べれば、手数を増やしやすいかなと思います

以上、感想など



うん、まぁ、面白いです
(控えめな理由は後述)

人と鬼が戦う独特の世界観に・・・
部位破壊にとどまらない、表層破壊部位再生鬼祓いなどなど
その辺は、世界観を活かしたシステムですね

上に、両腕が強力状態で再生された画像を載せていますが、当然、破壊できるのは片方ずつです

つまり、2度、鬼祓いに失敗しています・・・
というのも、腕を破壊した時、鬼がダウンせずにすぐ再生行為を始めましてね
こっちの鬼祓いより先に再生されてしまったわけです

それを2度、やられてしまったのでちょっと考えました
ミタマ「濃姫」のタマフリに不動金縛という、一定時間行動不能にするものがあります
それで再生開始を遅らせれば、先に鬼祓いできるかな

もちろん、ほかの仲間がせっせと鬼を攻撃して注意を引きつけておくやり方もあるでしょうし・・・
みんなで力を合わせて鬼祓いすることで、その速度を速めるやり方もあるでしょう

ともかく、鬼祓いというのは、ただ手間を増やすだけのシステムではないということです

そんなわけで、根本的に面白くなる要素を持っているのですが、まぁ何というか
コンボ攻撃がやりにくい・・・w

繋げるタイミングがややシビアなのか、適当に押しているだけではできません
かと言って、どのタイミングで押せば良いのか、それが分かるような演出もありません

コンボ攻撃がやりにくい

これが、もっさり感・・・爽快感に欠けるという印象に繋がる要因ではと思います
コンボ攻撃できたときは、うまく戦えている感じがして楽しいですから
動きが遅い手甲と、動きが変則的な鎖鎌は、タイミングをつかむのに時間かかりそうです
太刀は動きでタイミングが分かりやすい方、弓のつがえ攻撃は等間隔なので分かりやすい
そんな感じです

スタミナ消費が激しいという声もあるようですが、そこはそんな気になりませんでした
むしろ、そういった部分をコントロールしながら戦うのも面白いと感じたので

それに、清少納言のタマフリに、スタミナ回復を早める陣を作り出すものがあります
近接系武器を使っていると、ちょっと自分ではやりづらいですが・・・
源頼光のように、タマフリ構え状態でスタミナ回復が早くなるミタマもいます
ま、いろいろなミタマがいて戦い方も千差万別なので、要はやり方次第なのでは、といったところです

というわけで、個人的には、コンボ攻撃しやすくするのと、構え状態での脚をもう少し速くしてもらえれば、楽しめそうだという感じでした

できれば、復活直後の体力が、もう少し多くなると助かりますが^^;
以上、討鬼伝でした

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