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Dのねぐら


ゲーム関連の話題、レビュー・交流など

PS Awards 2013 受賞タイトル

話題:PlayStation Awards 2013

好きでプレイしている(していた)タイトルの内、4タイトルが受賞していました
無難なタイトルを選んでプレイしていたとも言えますが、しかしやはり、興味がなければプレイしませんからね
嬉しいもんです

ということで、以下のタイトルについて紹介してみますー
(4タイトル分なので長いですw)

★ユーザーズチョイス賞
(2012年11月1日(木)~2013年10月31日(木)に日本を含むアジア地域で発売・配信されたタイトルの中で、ユーザーからの投票数上位10タイトルに対して贈られる)
討鬼伝
 PS Vita、PSP/コーエーテクモ/和風ハンティングアクション

英雄伝説 閃の軌跡
 PS3、PS Vita/日本ファルコム/ストーリーRPG

★特別賞
(新規性、話題性、影響力、実績をSCEJAが総合的に評価し、優れたタイトルに対して贈る)
PHANTASY STAR ONLINE 2
 PS Vita、PC/セガ/MOアクションRPG

Final Fantasy XIV~新生エオルゼア~
 PS4、PS3、PC/スクウェア・エニックス/MMORPG


討鬼伝

実は、もっとも意外だったのがコレw
いや、ふつうに楽しいんですけど、まさか受賞するとはねぇ・・・と

討鬼伝で僕がもっとも面白いと感じた要素は、ミタマ
ミタマとは、鬼に喰われてしまった、著名な歴史上の人物の魂で、武器にセットすることでミタマが備えているスキルの恩恵を得ることができます

卑弥呼や坂本龍馬など、古代~幕末までが範囲で、その総数は200体以上とか
1体1体にキャラクターボイスが設定されており、セットした時やスキルを発動させた時などにしゃべります
さらに、育成することで新たなスキルを身につけることも可能
討鬼伝では、ミタマ収集という独特の楽しみ方ができます

武器固有のアクション+ミタマのスキル

この組み合わせ次第で、多彩な戦闘スタイルを楽しめるようになっています
同じ武器を使用していても、セットするミタマによって戦い方を変えられるわけです

さらに、ミタマは武器によっては最大3体までセットでき、単独ではイマイチなミタマも、他のミタマと組み合わせることで相乗効果を狙えたりします

そんな奥の深さもありますねー

なお、討鬼伝にはいわゆる「回復アイテム」が存在せず、ミタマのスキルを使って体力を回復する点も独特
ハンティングアクションというジャンルですが、狩猟ではなく鬼との戦いがテーマになっているため、色々とオリジナリティを感じます


ほかには、重厚なストーリーと登場人物が魅力的
仲間のモノノフたちは、NPCとして戦闘に参加させられます
これらにより、ソロプレイ中心でも結構、楽しめるようになっています

製品版へデータを引き継げる体験版も配信されています
ゲームの基本的なシステムや世界観、ストーリー序盤を体験できます
ただ、所持可能な素材数がかなり少ないため、本当に体験版です
プレイしたいと思ったら製品版を購入しましょう


英雄伝説 閃の軌跡

討鬼伝とは逆に、こちらは意外ではありませんでしたw
日本ファルコムタイトルは4年連続でのユーザーチョイス賞受賞ということで、さすがの安定したクオリティです

発売当初はロードが多く、その時間も長いことがネックでした
しかし、11月上旬に配信された修正パッチVer.1.02にて、ロード時間が劇的に短縮
こうなるともう、弱点らしい弱点は見当たりません

ファルコムタイトルはそもそも、演出がものすごく派手なわけではなく、グラフィッククオリティがメチャクチャ高いわけでもなく、システムがかなり凝っているというわけでもありません

どっちかと言えば、地味な方だと思うんですが

でもプレイしてみると、面白い
変化球ではなく直球勝負
そういったすがすがしさを感じます


閃の軌跡の魅力は、英雄伝説シリーズであるため、ヒーロー然とした主人公がまずポイント
クサいセリフも彼なら許せる、というものw

熱血漢というほどではないですが、正統派主人公です

そして、士官学院の学生、軍人のタマゴにして、17歳という年齢
青春まっただ中の学生生活がベースです

試験学院祭といったイベントもあり

地方へ特別実習へ赴く際には鉄道を利用しての移動となり、旅行している気分も味わえます
(BGMがまたすばらしい)
これは軌跡シリーズの中でも、閃の軌跡らしい要素かなと思っています

それから、同じVII組の仲間とともに成長してゆく物語になっています
エレボニア帝国は、平民や貴族といった身分のある階級社会であり、平民・貴族・留学生などがごちゃ混ぜになっているVII組はその縮図ともいえる状況で、最初はまとまりがありません

また、主人公自身もなかなかにワケありな身の上で、それぞれに悩みを抱えています

そういった中で、主人公はどのように行動し、仲間の信頼を得て、VII組をまとめてゆくのか・・・

閃の軌跡は、それがテーマだと思います
VII組メンバーの成長物語

一方で、物語の進行とともに次第に明らかになってゆく「敵」の姿
それが見えてきたところで、続編へつづく

という感じですねー

閃の軌跡は、軌跡シリーズ第3部の最初のタイトル
続編が何作出るかは知りませんが、まだ軌跡シリーズ未体験な方にとっては、触れてみる良い機会だと思います

難しく考える要素はなく、アクション性もありません
シンプルに「RPGが好き」という方に、ぜひオススメしたいですねー


PHANTASY STAR ONLINE 2

サービス開始から1年以上経過していますが、まだまだ話題性や影響力といった点では高い評価を受けているようです
(Vita版はまだ1年経っていません)

基本プレイ無料、アイテム課金制

アイテム課金制ってのは基本的に、キャラがより強く、より有利になるためのアイテムを販売するもんです
が、PSO2では料金ポリシーで謳われているように、高性能な装備アイテムなどは販売されていません

ここが、プレイしてみて「なんか他と違うな」と感じた点でした

課金が必要になるのは、
お洒落を積極的に楽しみたい
より便利にしたい
より深く他のプレイヤーとのコミュニケーションを楽しみたい

おおむね、こういった場合です
細かい部分の容姿変更も含みます


ゲームバランス的には、ソロでもパーティでも、どちらでも楽しんでいける内容になっています
パーティメンバーは4人まで
NPCや、他プレイヤーキャラの分身を参加させることも可能
多くのフィールドに用意されているマルチパーティーエリアでは、最大12人まで一緒にプレイできます
(ソロでも1人パーティとみなされるため、進入可能)


僕がPSO2に抱いている率直な感想ですが・・・

これだけ骨太なオンラインタイトルが、
基本プレイ無料で楽しめるのはすごい


ボリュームで言えば、パッケージタイトルを無料で遊んでいるようなもんですからねぇ

それでいて、コツコツとプレイを続けていれば、平等に強くなれる

「自分も強くなれるんだ」

という希望を、課金するかどうかに関わらず、すべてのプレイヤーが等しく抱くことができる

そこがPSO2の大きなポイントなわけで
それと比べると、多くのソーシャルゲームやチャチなオンラインRPGが、かすんで見えるくらいです^^;

アクションRPG好きな方にはまず、プレイしてみてもらいたいですねー
PS Vitaを持っているならインストールしておいて損はないと思います

ちなみに、対人戦(PvP)はありません


Final Fantasy XIV~新生エオルゼア~

おそらく、新規性・話題性・影響力についてはいずれも高評価だったのではないでしょーか

話題性がありすぎて想定を超えるアクセスが集中、9月中旬ごろまでログイン障害が頻発し、なかなかプレイできなかったのも、今は昔

負荷軽減やサーバー増強といった対策が順次実施され、9月下旬以降はふつうにログインしてプレイできる状況になっています

10月には事業規模拡大に伴い、さらにサーバーが増設されました

現在のサーバー数
日本のデータセンター配下に31
北米・欧州のデータセンター配下に30

計61

キャラクター作成後、プレイするサーバーを選択します
(以後、サーバーを自由に変更することはできません。有料で、キャラクターを別サーバーへ移転するサービスはあります)

日本から北米・欧州のサーバーにアクセスしてプレイすることも、その逆も可能です
居住地に近いデータセンター配下のサーバーを選んだ方がラグ(通信遅延)は小さくなりますが、海外の友人と同じサーバーでプレイすることもできるわけですね

現在も、月数万から10万人ずつ、ユーザーが増加中だそうです
(サービス展開中の、日本・北米・欧州あわせての数と思われます)

ファイナルファンタジーというブランドの効果もあってか、これでMMORPGデビューするユーザーも大勢います

MMORPGは人を選ぶジャンルでもあるので、その全員がプレイを継続しているわけではないでしょうが・・・
ハマる人は本当にハマってますねw

新生FF14は、グローバルスタンダード(世界標準)に則ったシステムを採用しており、MMORPGとしては、そう奇をてらったものではありません

つまり、万人にとってプレイしやすいシステム、と言えます
(好き嫌いは別として)

加えて、PS3でプレイ可能な数少ないMMORPGでもあります
MMORPGを初めて体験するユーザーでもなるべくつまづかないよう、路頭に迷うことのないよう、導入部はかなり丁寧に作られています

最初は、クエストに誘導されて進んでいると感じるかもしれません
しかし、成長するにつれできることが増えてくると、メインクエスト以外にあちこち寄り道できるようになります

PCでプレイできるものを含めると、世の中にはMMORPGがごまんとあります
実に、多様なMMORPGが生み出されてきましたが・・・

「こういうゲーム世界を用意しました。
 あとは自由に楽しんでください」


それが、元々のMMORPGというやつです

生かすも殺すもユーザー次第って感じで

なので、受け身の姿勢では、真の面白さは分からないと思います^^;

新生FF14でも同様
魅力的な世界コンテンツは、すでに用意されています
冒険を進める中で、どういった楽しみを見いだすかは、ユーザーに委ねられているわけです

ネットワーク上に構築された、
ファイナルファンタジーのテーマパーク

そういう認識でも良いかもしれません


ところで、特にメインクエスト(帝国編)クリア後に挑戦するエンドコンテンツにおいて、ギスギスした雰囲気になりやすいと、そんな声があるようです

それは、目的は同じであっても、効率を求める者わいわい楽しくやりたい者とが、現状同じコンテンツをプレイすることになっているためです

これについては、12月17日にリリース予定の大規模アップデート
パッチ2.1「覚醒せし者たち」にて、新コンテンツ・新機能の実装、各種調整などによって、これらのユーザーの住み分けができるようになる予定

まだお披露目前のため、完全になくなるとまでは言えませんが、今よりもそういった不満の声が少なくなるのは確かでしょう

このパッチで、モンスターとの戦い(PvE)プレイヤー同士の戦い(PvP)生活(ハウジング)と、MMORPGに必要な3つの軸が揃います
(PvPは、対人戦専用エリア内での対戦)
(ハウジングは、まずはフリーカンパニーの仲間同士で共有するアジトとして導入)


さて、話題性の高い新生FF14ですが、
まだ無料で体験することができません

興味はあるけど、
いきなりパッケージを購入するのはちょっと・・・


という方は、提携ネットカフェでは店舗利用料金のみで新生FF14をプレイできますので、近場にある場合は利用してみてください

ネットカフェサービス


それから、正式にプレイするとなったら、ワンタイムパスワードを導入してください
アカウントをハッキングされたという報告を、プレイヤーズサイト「The Lodestone」でもちらほらと見かけます

他のオンラインサービスと同じID・PASSを設定するなどは、もってのほか
覚えやすい安易な(英単語を繋げたりとか生年月日とかの)PASSなども、ハッキングしてくれと言っているようなものです

複雑なPASSを設定しても、世界のハッカーが相手となれば油断はできません
日本国内限定で運営されているサービスとは事情が異なりますから、それくらいの危機感が必要です

ワンタイムパスワードについては、こちらのサイトに案内があります
スマホ用のソフトウェアトークンは無料
キーホルダー型のセキュリティトークンも購入時に代金を支払うだけで、継続して支払う必要はありません


MMORPGは、ユーザーとゲームとの相性がよく、一緒に楽しむ仲間もできれば、1年でも3年でも5年でも、長く楽しめるものなので
ぜひ多くの方にプレイしてもらいたいなぁと思います^^

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