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Dのねぐら


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ガンダムブレイカー

ガンダムブレイカー (PS3版)のベータ版をプレイしてみました
PS3だけで発売ならスルーするんですが、Vitaでも出るそうなので、それならプレイしやすいかなと
(PS3版は6月27日発売、Vita版は2013年発売予定)

オンライン機能もありますが、シングル(オフライン)プレイでも楽しめたので、一応オフライン系に分類して紹介、レビューします

まず率直な感想から
ロックオンの仕様にやりづらさはあるものの、シンプルで爽快で楽しいと感じました

項目別に述べていきます
(ベータ版のため、製品版では異なる可能性があります)

ゲーム内容

ミッションを受けて、戦ってパーツの元となるランナーを集めて、パーツを作成し、パーツを組み合わせて機体をカスタマイズして強化
それを繰り返し、さらなる強敵と戦ってゆく・・・
シンプルながら、趣味に走ったりやりこんだりできるタイプのゲームです
ベータ版のマルチプレイ(オンライン)モードでは協力プレイを楽しめました
ちなみにBGMがなかなか小気味良いです

操作関連

操作タイプはAとBの2種類
大きな違いは・・・
:ロックオン対象と自機との距離によって自動的に近接武器/射撃武器が選択される
:通常は近接武器を選択した状態で、L1ボタンを押している間、射撃武器を選択
武器の選択を自分で確実に制御したい場合はB
操作性がだいぶ変わるので、両方試した方が良いです

右スティックに、カメラ操作とロックオン対象切り替え、2つの機能が割り当てられているため、ちょっとやりづらいです

機体の動きは、重くはありません
気軽にブーストダッシュできることもあって、軽い方かな? とは思います

ギミック関連

戦闘中、被弾するとパーツが外れることがあります
破壊、ではなく外れる・・・

うちの機体も頭がもげましたw

たとえば頭部が外れると敵をロックオンできなくなるなど、そのパーツに依存している機能が使えなくなってしまうため、もげた頭のところへ行って回収しなければなりません
(リキャプチャービームを使って引き寄せることも可能、頭がずりずりと寄ってきます)

まぁ頭部の場合は、「たかがメインカメラがやられただけ」と思ってそのまま戦うこともできなくはありませんが
あと、まだ経験していませんが、脚がもげると致命的だそうです
どうやら飾りではないようです
(ロード中のTipsにいろいろ書いてあります)

グレードの違い

ギミックというかシステムというか
ボスクラスの機体はデカイです

なんでデカイかって、グレードがそうだからですね
並の機体はHG(ハイグレード、1/144スケール)
ボスはMG(マスターグレード、1/100スケール)
まぁ、ガンプラらしい理由でデカイわけです
初めて見たとき、「うぉ、このドムでけぇ」と思いましたw

一部にはPG(パーフェクトグレード、1/60スケール)のボスもいて、実にデカイ、ビームもやたら太い
ベータ版でもPGガンダムと戦う機会がありますが、ダメージが蓄積するとちゃんと膝をついてくれます
さすがPG、可動範囲が広い

カスタマイズ関連

お待ちかね(?)、まずはミッションで手に入れたランナーからパーツを作成します
といっても、使用するランナーを選ぶと勝手にできあがります
このときにはビルダーとしての経験が得られ、ビルダーレベルが上がるほど、より高性能なパーツができやすくなります
また、機体にほどこすペイントの種類も増えます
<ペイントの種類>
光沢処理・チッピング・エアブラシ・汚し処理・傷処理・足元汚し
それぞれ、効果の強弱をスライダで調整できます
また、各パーツのカラーリングを自由に変更可能です

さて、パーツができたらカスタマイズ
パーツによって、性能はもちろん、武器適性なども異なります
たとえば、ガンダムのアームならサーベル系が強く、ザクのアームならアックス系が強い・・・という具合に
マスターガンダムのバックパックを取り付けると、格闘(素手)での適性が急上昇します
(その他の武器適性は下降)

カスタマイズする時に重要なのは、「キャパシティ」
各パーツには装備コストが設定されていて、装備したパーツの総コストがキャパシティ以内に収まっていなければ、出撃できません
もちろん、高いキャパシティを持つパーツもあるので、そういったパーツを使えば構成の自由度も上がる、と

多種多様なパーツで好きなように機体を組み上げ、自分だけのオリジナル機体で戦場を駆ける・・・

「あれ、過去にこういうゲーム、やったことがあるような・・・?」

と思ったら、アーマード・コア(AC)でした
他にもありますが、ACがこの手のゲームの代表格かなと思います
本作は、ACよりもお手軽というか、お気楽な感じですけどね
ガンプラ工房のステージもあるとか、ちょっとお馬鹿っぽいので
(良い意味で)

オンラインプレイ

オフラインでも楽しめますが、すくなくともベータ版ではステージ数が5つしかなく、登場機体も限定的なのですぐやることがなくなってしまいます
選べるモード、コンテンツも限られてますし

そこで、マルチプレイ(オンライン)モード
プレイスタイル「誰でも楽しく!」と設定してあるルームを検索して、適当に参加しています
簡単な挨拶はL2/R2ボタン(+十字キーで選択)にプリセットされているので、参加時の「よろしく!」と退出する際の「また会おう!」、あとは「おつかれさま!」の3種使えば足ります

最大4人
ゴールデンタイム時には、人数表示が3/4となっているルームはどんどん埋まっていきます
一方で、どんどんルームが作られるので、希望に合ったルームがなかったら再検索しましょう

マルチプレイの利点は、プレイヤーが多いと敵が強くなるので、良質のランナーが出やすいこと
そういったランナーは、パーツ作成時に高性能なものになりやすいです
シングルプレイで行き詰まったら、マルチプレイを利用してランナーを集めて機体を強化するという手もあります

実際にプレイしてみて・・・
とにかくガシガシ攻撃してましたが、なかなか爽快で楽しかったです
攻撃に気を取られていたら、いつの間にかHPが減っていて「わー、やべー」ってなって慌てて退いて回復したり
周囲の味方を回復できる手段もあります

ミッションが終わってみると、獲得したランナーがたくさん
協力プレイなら強い敵とも戦いやすいので、より良いものが手に入ります

ちなみにそのときの自機は・・・
頭部はシャアザク!(青くしてましたが)
バックパックがマスターガンダムのだったので、素手で格闘!
射撃武器はクレイ・バズーカ!
アームはザク(量産型)で、ボディはガンダム!
レッグもザク(量産型)!
シールドはガンダムMk-II!

パーツに付属している武装というのもあって、ザクのレッグパーツは3連ミサイルポッドが使えます
また、特定のパーツを作成することで使用可能となるアクションもあります

ザクIIアーム作成で使える「ブーストタックル」は直線上の敵に強力なショルダータックルをかますもので、実に爽快、実にアツイ
格闘の230%ダメージなので、格闘適性の高い構成で使うといい感じです

もちろん、射撃系でもいろいろあります
ヘビーアームズのフルオープンアタックとか、ストライクガンダム(ランチャー)のハイパーキャノン(アグニ)とか
そういうのを増やしていくのも楽しいです

まとめ

本来、ガンプラは飾るものです
・・・が、子どもの頃、思ったんですよね
「これ、戦わせてみたいなぁ」なんて^^;

子どもには政治絡みのストーリーなんてよくワカランので、純粋に戦闘シーンが好きだったりします
なので、リアルに作られたガンプラであるほど、戦わせてみたいと・・・
もちろん、かなわぬ夢ですが

また、別の機体のパーツをもってきて改造している人なんかもいて、楽しそうだな、とも
(自分はよぉやらんのです)

本作ではゲーム上とはいえ、自分の好きなようにカスタマイズしてオリジナルの機体を組み上げて、戦うことができる
しかもハンガーではパイロットアバターを操作するので、その機体を見上げることができる・・・

ちなみに、マルチプレイ時はほかのプレイヤーの機体も同じハンガーに格納されているので、じっくり鑑賞(?)することができます

今ではもう、なかなか作る時間がありませんし、いつの間にかスペースもなくなっていますが・・・w
せっせとガンプラを作っていた頃を思い出して
「夢が詰まったゲームだなぁ」という印象でした


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